最近は大企業に限らず早期退職を募集する企業が増加しています。もし、勤める会社が早期退職を募集したらあなたは応募しますか?
この記事を読んで頂いているのであれば、応募しようかと少しは考えているのではないでしょうか。
実際に応募する前には、このまま会社に残っていた方がいいのか、退職した方がいいのか、退職したはいいがその後再就職先あるのか、家族や親は心配しないかなど、いろいろと考えると思います。
私は、実際に5年前に勤めていた大手メーカーを早期退職しました。
その時、応募する前にやってことをご紹介します。
【早期退職】応募する前にやったこと
私が5年前に、会社に早期退職の応募前にやった主なことは、以下のことです。
・求人案内サイトへの登録(再就職先さがし)
・今後必要な生活費の確認
・無駄遣いの見直し
・語学の勉強・試験(TOEIC、中国語検定など)
・家族への危機感の共有
・両親への早期退職を応募することの説明
・求人案内サイトへの登録(再就職先さがし)
私自身、過去に転職は一度経験していましたが、求人案内サイトに登録して転職するのは初めてでした。実際に登録するには、職務経歴書や履歴書の添付が必要であり、それらの情報を整理するのに時間を要しました。
いざ、職務経歴書を書こうすると、自分の売りとなることを書くことが非常に難しかったのを覚えています。サイトに登録すると求人情報を見ることができ、たくさんの候補会社があったので安心しました。しかし、いつかの会社に応募しましたが、すべて書類選考で落とされ、早期退職の応募前までは次の就職先は決まっておらず、まったく目途が立っていない状況でした。
・今後の必要な生活費の確認
実際にもらえる退職金(割増金も併せて)、貯金、ローンなどを確認したのち、生活に必要な経費すべて洗い出しました。また、現在の費用だけでなく、今後20年間に必要な経費を試算しました。
例えば、子供の受験に要する塾の費用や大学の費用(下宿代も必要となると想定)、家を修繕する、車を買い替えるなど、考えられる出費はすべて洗い出して、今後、どれぐらいのお金が必要かを見積りました。その結果から、次の就職先では、最低どのぐらいの収入があればやっていけるかを試算しました。
・無駄遣いの見直し
生活費を試算をすると、携帯代がかなり高いとか、外食が多いとか、保険は見直そうかとコストダウンできるところが見えてきました。家族とも相談し、最低限の費用で生活をしようと決め、経費を削れるところはすべて見直しました。
・語学の試験(TOEIC、中国語検定など)
再就職のことを考えると、少しでもアピールできることがあればいいと思い英語はTOEICの試験を受けました。また、中国語もそれまでに勉強していたので試験を受けました。勉強するのにかなりの時間をとられました。やはり、日頃からコンスタントに勉強しておくことが大事と実感しました。
・家族への危機感の共有
実際に転職するとなると一定のリスクはあります。家族の生活にも影響はでてきます。子供も大きくなっていたので、家計の状況はすべて話し、このぐらいのお金があるから安心するように伝える一方、今まで月に数回行っていた外食や無駄遣いは極力減らすように危機感を伝えました。
・両親への早期退職を応募することの説明
早期退職となると、家族だけなく両親や兄弟姉妹も心配するものです。事前に、今後の見通しを含めて説明し、安心してもらえるように努めました。
【早期退職】応募することで得たこと
今回は、私自身が早期退職の応募する前にやったことをご紹介しましたが、この応募する前にやったことが、その後、私の家庭にとても良い効果がありました。
まずは、将来どのぐらいの生活費が必要かが確認できました。また無駄遣いがなくなりました。
日頃から語学は勉強し、定期的に試験を受けるようになりました。
危機感を共有することで家族の結束が高まり、変化に対応できる力を身につけれました。
勤めている会社が経営難に陥り、早期退職を募集するような事態はできるだけ避けたいですが、考えようによっては、そのような機会を通じて家族の結束は強まり、変化に対応できる力を身につけれたと思いました。
まとめ
・5年前に、私が早期退職の応募前にやったことは以下です。
・求人案内サイトへの登録(再就職先さがし)
・今後必要な生活費の確認
・無駄遣いの見直し
・語学の勉強・試験(TOEIC、中国語検定など)
・家族への危機感の共有
・両親への早期退職を応募することの説明
・この機会を通じて、家族の結束は強まり、変化に対応できる力を身につけれた。
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