会社に依存し過ぎない人生を送る

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今の会社で定年まで働けますか?

私は、一般企業に勤める普通のサラリーマンです。大学を卒業してから約30年働いてきました。

その間、会社の経営不振により2回の転職を経験しました。

その経験から、1つの会社で定年まで働き続けるのは難しいと感じています。

昔は、会社で成功している事業があれば、30年ぐらいは稼げたのかもしれません。

今はデジタル化、更にインターネットの普及、国際社会との競争により事業・商品サイクルは短くなり、その移り変わりは非常に速くなっています。これからは1つのスキルや技術だけで生涯を働き通すことは難しいのでしょうね。

あなたは、今の会社で定年まで働けますか?

必要なのは、「独立心」と「共存心」

今の会社はずっと働きたい会社だと思っていても、会社の経営危機や倒産に陥り、リストラに遭遇することはないでしょうか?

その時に、あなたは「生き抜いていける」でしょうか? 自分や家族を守れるでしょうか?

私は2回の転職経験から、どんなにいい会社であっても会社に依存し過ぎない生き方を身に着けていくことは大切だと思っています。

私が思う、「会社に依存し過ぎない生き方」とは、

「独立心」と「共存心」の両方を意識するということです。

一見、矛盾するような考え方ですが、この会社でしか無理という依存でも、会社にはまったく依存しませんという極端な考え方ではなく、

会社に対して、「独立心」を持ちながらも「共存心」を持ち共に生きていくという考え方です。

この考え方が変化の大きい世の中を生きていくには大切では!と思っています。

「独立心」を意識するとは?

私は、会社で働いていても、万が一の時には、会社を去る選択ができる「独立心」を意識しておくことが大切だと思います。その「独立心」を支える力として、以下の力を日頃から高めようと考えています。

・日頃から学ぶ力

・世の中の変化を感じとる力

・変化へ柔軟に対応する力

・自分で稼ぐ力

それぞれの力をつけるために、私が意識してきたこと、これから意識しようと

思っていることを紹介します。

(日頃から学ぶ力)

学ぶことが目的にならないように、学んだ先に何があるのかを意識しています。

私の場合で考えると、将来、ホストファミリーになりたいと思っています。

そのために必要なことは何かを考え学んでいます。

ホストファミリーになるには、英語や中国語ができたほうがいいな、その国の文化・歴史も知っていれば話も弾むな、美味しい日本料理を作ることができたら留学生にごちそうしてあげれる、いろんな地元の観光地も案内してあげたいなどと、学ぶことがたくさん出てきて楽しくなってきます。

目的をもって学ぶことができれば、学ぶことが楽しくなり継続してできるようになります。

そして、その行動が、日頃から学ぶ習慣になっていくのではないでしょうか。

この楽しく学ぶ習慣こそが、「日頃から学ぶ力」だと思います。

(世の中の変化を感じとる力)

「諸行無常」という言葉があるように、世の中は絶えず変化しています。

今まで好調であった会社が衰退していき、今までなかった新しいサービスが出てきて世の中に大きな影響を与えていきます。最近は、特に変化の速さを実感させられます。

私自身は、技術がアナログからデジタル化していく中で、また、インターネットの拡大・進化に伴い、国際社会のグローバル化により、会社人生に大きな影響を受けました。実際に、好調であった勤務先の経営環境が悪化し、リストラに会い、2回転職しました。

その世の中の変化に対応する中で、私自身が得たことの1つとして、この「世の中の変化の」という波に抗うのではなく、流れに乗りながらうまく泳ぎきるということです。

そのためには、今後、世の中の動きはどうなっていくのか、その結果としてどのような影響が出てくるのかという「先読み力」をつけていくことがとても大事だと思います。

幸い、昨今はインターネットにより、日本だけではなく世界の情報が手に入ります。1つの情報ツールだけではなく、多角的に情報を集め、世の中の変化について理解しておくことが重要です。

そして、更に重要なのはその情報を元に自分はどのように行動すべきかを考えることです。

「世の中の変化を感じとり行動する力」が今の変化の大きい時代を生き抜くのには大切ではないでしょうか。

(変化への柔軟な対応力)

世の中の変化に対しては、自分が変化し、対応するというのが、私が意識してやってきたことです。

世の中の変化を止めることはできません。また、他人や周囲を変えようとしてもうまくいかないものです。

そうであれば、世の中の変化に応じて自分が変わることが一番実利的ではないでしょうか。

しかし、その自分の変化にブレーキをかけるものがあります。

例えば、今、勤めている会社の安定したポジションであったり、実績(成功体験)です。

もちろん、それらをすべて捨てて他の道を選ぶ方が良いと言っているではありません。むしろ、今までの経験やスキルは活かしながら、徐々に変化していくのが得策と考えます。

私自身、本業にしながら自分の空き時間をつくり、その空き時間を自分の進むべき新な道を切り開く時間にしてきました。

変化するために、「今までの道」と「将来の道」のどちらかの2者選択ではなく、うまくバランスを保ちながら変化に柔軟に対応していくことが大切と考えます。

(自分で稼ぐ力)

「会社に依存し過ぎないような生き方」をするのは、会社とは関係なしにお金を稼ぐ力を手に入れたいものです。

私自身、今までこの考え方はありませんでした。

これからは積極的に「自分で稼ぐ力」を手に入れていこうと思っています。

しかし、自分で稼ぐと言っても、お金があれば株投資や不動産運用ということも可能ですが、普通のサラリーマンでは、潤沢な資金をもっていないです。

しかし、最近は、副業が認められる会社も増えてきて、在宅勤務で通勤もなくなり、有効に活用できる時間も増えました。

その時間を使って、私自身、自分にあった副業を始める準備をしたいと思っています。

もちろん、会社の業務に支障がないようにすべきですが・・・

将来のことを考えると、会社以外からお金を稼ぐ力は「会社に依存し過ぎない生き方」の基本となると思います。

「共存心」を意識するとは?

この変化の大きい世の中を生き抜いていくには、「独立心」だけではなく、「共存心」を持つことが重要だと思います。

これからのサラリーマンは、会社に雇用されていたとしても、「独立心」をもって働き、その上で、会社へ「共存心」をもって貢献し、給与ももらうというスタイルが最強の働き方だと思っています。

「独立心」を意識するからこそ、「共存心」が強くなると思います。

そして、これからはそのような働き方が日本の多くの企業に浸透していくのではと考えています。

まとめ

・変化の多い世の中を生きていくには、会社に依存し過ぎない生き方が必要

・そのためには、「独立心」と「共存心」を意識することが大切

・「独立心」を支えるために、以下の力を高める

 ・日頃から学ぶ力

 ・世の中の変化を感じとる力

 ・変化へ柔軟に対応する力

 ・自分で稼ぐ力

・「独立心」とともに「共存心」を持ち、バランスをもって世の中を生き抜きぬく

あなたは、この変化の大きい世の中で、会社に依存しすぎていませんか?

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